Overwater-Kohashi-Kaptein
Trio
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Overwater-Kohashi-Kaptein
Trio

Tony Overwater
Atzko Kohashi
Sebastiaan Kaptein
At Body & Soul, Tokyo 2024, photo by Anna Miyoshi

Profile
小橋敦子 Atzko Kohashi, pianist
神奈川県茅ヶ崎市出身。慶応義塾大学卒。1994 年から2001 年までニューヨーク滞在、スティーブ・キューンに師事。2005年からオランダ、アムステルダム在住。「アムステル・モーメンツ」をはじめ、ベーシスト、ドラマー、チェリスト、ボーカル、トランぺッター、パーカッショニストとのデュオやトリオ作品を次々にオランダから発信。緩やかな音楽性と音質へのこだわりに定評がある。日本、アメリカ、ヨーロッパ、3つの異なる文化を経験し、多文化的な音楽観を持つピアニストと称され、その独特なスタイルは「あたたかく、自然で、人間的な温もりがある」「深い静かな流れ」「過不足のない音の選択は禅に共通する」と評される。2013年にデュオで、2016年にはトリオで来日公演し好評を博す。近年はトニー・オーバーウォーターとのデュオで活動、2022年にデュオアrルバム「クレッセント」がオランダのエディソンアワード・ジャズ大賞及びドイツの批評家大賞にノミネートされ、欧州で活躍する日本人ジャズ・ピアニストとして注目されている。 www.atzkokohashi.com
トニー・オーバーウォーター Tony Overwater, bassist
オランダ、ロッテルダム生まれ。ハーグの王立音楽院 Royal Conservatoire The Hague を卒業。
ジャズというジャンルにとらわれることなく、バロック、クラシックの音楽家たちとのコラボレーションなど、様々な分野で活動。バロック音楽をジャズに取り込んだレンブラント・フレリークトリオやイランのカイハン・カルホールとのコラボレーションなど幅広い音楽性が注目される。特にアラブ音楽への造詣が深く、四分音 quarter-tone を自らの音楽に取り入れるなど、多様な音楽表現を試みている。また、ノースシー・ジャズをはじめ数多くのフェスティバルに参加、近年はロンドンのロイヤル・フェスティバルホールやドイツのケルン・フィルハーモニーで演奏するなど活躍している。子供のための音楽劇での公演、映画音楽、ダンス音楽の作曲など、多才な音楽活動はヨーロッパ内外で評価されている。1989年にポディウム賞、2001年にアルバム「OP」でエデソンアワード、2002年にボーイ・エドガー賞を受賞。2022年、小橋敦子とのデュオアルバム「クレッセント」が、オランダのエディソンアワード及びドイツの批評家大賞にノミネートされる。現在ハーグ王立音楽院にて後進の指導にも力を注いでいる。 www.tonyoverwater.com
セバスティアン・カプテイン Sebastiaan Kaptein, drummer
オランダ、南ホラント州ウフストヘースト生まれ。現在、沖縄在住。
幼少の頃にチェロを、13歳よりドラム(アフリカンドラム、パーカッション)を習う。フローニンゲン音楽学校を卒業後、奨学金を得てニューヨーク留学、ドラマーズ・コレクティブのマスター・クラスに参加。オランダ国内はもとより、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、中東、南アメリカでのツアー、コンサートなどで活躍中。既成のジャズの枠にとらわれず、ジャンベなどアフリカの打楽器に興味を持つなど、そのバリアフリーなその音楽性に注目されている。これまでにレコーディングやツアーで世界40ヵ国以上を訪問。主な共演者はトゥーツ・シールマンス、ジェシ・ヴァン・ルーラー、ミケル・ボルストラップ、マイク・デル・フェロー、ティネカ・ポスマ、フランシエン・ヴァン・タウネンらをはじめ、国内では林正樹、海野雅威、石井彰、藤原清登、井上陽介、TOKU、片倉真由子らなど多数。
About Us
A Musical Journey
音楽は旅をする
オランダ、アムステルダムを拠点に活動するピアニスト小橋敦子 Atzko Kohashi、オランダ人ベーシストのトニー・オーバーウォーター Tony Overwater、そして沖縄在住のオランダ人ドラマー セバスティアン・カプテイン Sebastiaan Kaptein によるアコースティック・トリオ。コスモポリタン都市アムステルダムで出会った三人が互いに触発されながら奏でる独特のサウンド、そしてユニークなレパートリーの数々。国境を越え自由に世界を旅する音が聴こえてきます。旅をしながら行く先々で目にする不思議な光景、聞きなれない言葉、初めて出会う人々。ジャズ演奏は旅の面白さとどこか似ている。その時、その場所でしか聴くことのできない即興演奏の醍醐味をお届けします。

かつてジャズピアニストの巨匠ビル・エヴァンスはジャズを日本の墨絵にたとえ「意図的ではなくその時の自然の流れの中でつくりだされる芸術・・・消したり書き直したりすることは許されない。ジャズの即興演奏はまさにそれだ」と記した。
シンバルの響き、ピアノのキーを打つ瞬間、ベースの弦の振動、
三人 が紡ぎ出す即興の醍醐味を存分に味わってください。
一期一会
その瞬間を捉える即興の妙

New Project 2025
新たなガーシュインの風景
Gershwin: A New Perspective
『芸術とは単に創造するという行為ではなく、発見の旅である』
"Art is not merely an act of creation but a journey of discovery."
過去に存在していた美しい曲の中に、さらなる魅力を発見する。画家たちが同じ被写体を異なる角度から捉え、再発見しながら作品を描き続けてきたように、私たちも慣れ親しんできた一つの美しい曲を様々な角度から見つめ直し、新たな発見をしながらガーシュインの美しい曲の数々を違った角度から捉え、様々な編成とアレンジで演奏します。
新アルバム「ポーギー」Porgy では、トリオのメンバーに加えオランダ在住米国人サックス・クラさまざリネット奏者のマイケル・ムーアをゲストに迎え、ガーシュインの名曲「アイ・ラブ・ユー・ポーギー」」を素材にトナリティー、メロディー、リズこム、ハーモニーを再構築した独自のバライアント(変異種)の数々を、ソロ、デュオ、トリオと編成を変えて演奏しています。
コンサートでは演奏曲目として、これらガーシュインの名曲の数々、そしてそこから変異した自分たちのオリジナル作品をプログラムに組み込みながら、ガーシュインとの新たな出会いをリスナーの方々へお届けします。
Tour Report
2024来日ツアー・レポート
2024年6月の来日ツアーは、駐日オランダ大使館及び、在オランダ舞台芸術基金の尽力、また日本の数々の会場の協力を受け、成功裏に終えることができました。
Kobe ~ Tokyo ~ Hokkaido ~ Yokkohama ~ Oiso ~ Tokyo


This project is supported by Fonds Podiumkunsten NL,
Embassy of the Netherlands in Japan, and Culturele Stichting Felis Catus
「1通のメールが結ぶオランダと十勝」
朝日新聞2024年6月14日掲載

Scenes from Japan tour 2024















Music Samples
Photo Gallery
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